はじまりのはじまり

Jamie styleは2017/09から始まりました。
その時まだ名前はなかったけど、ランジェリー作りを始めたのがその頃。
カフェで隣の席に座った人から布ナプキンを勧められたが、
私はその頃すでに布ナプキンを使用していたし、下着の方が欲しかったのでおすすめを聞いたがなく、
その話を聞いていたカフェのオーナーに「じゃあ作れば!」と言われたのが始まりだった。

オーガニックにこだわる理由

その時からレースとオーガニックコットンというのは決まっていた。

なぜだかは思い出せないけど、唯一買ってみたふんどしパンツがレースだったのは覚えてる。

それまで履いていたパンツは無印のオーガニックコットン混のベージュやグレーの綿パンツ。
ふつーのパンツ。トップスはブラトップだったかな。

オーガニックコットンがいいと思ったきっかけは長男のアトピーが原因だった。

生まれてすぐから耳の下が切れたりしていて、ひどい時には全身血まるけだった。何とかして治してあげたいと思った。
ステロイド、ワクチンのことを調べた。当時は周りにはあまりいなかった。もう10年以上前の話。

愛知に住んでいて、いいと言われれば岐阜や三重の病院も行った。

必死だった。2年生の時のクラス写真、黒板の上に一人ずつの顔写真があって、傷だらけの息子だったのを今でも鮮明に覚えている。

その春、3つの大きな出来事があった。

その一つが息子のアトピーが治った。なくなったというのかな。

本当は写真を載せたいけどとってもひどいのでやめときます。

何をしたか。簡単に言うと何もしなかった。

それまで外食しない、コンビニ行かない、添加物の入っているものはだめ、おやつは手作り、な生活。

あるときゴミ箱にお菓子の袋がたくさんあった。

息子がコンビニに行って買って食べたあとだった。お金は持っていなかったので私の財布から勝手に持って行ってた。
1000円くらい。遊びに行って友達とコンビニ行き、みんなにも振舞っていた様子。その時の気持ちは、あきらめのような、裏切られたような。

どうだった?と聞くと楽しかった、おいしかったという。
そりゃみんなで食べるお菓子はおいしかっただろうな。

いまでこそ何を食べるかも大切だけど、誰と食べるかなんて言ってるけど、

当時はダメなものはダメ、余裕なかった。

夜中かきむしり朝血だらけの布団。頭がおかしくなりそうだった。おかしかったのかもしれない。

そっか、楽しかったのか。そういえば最近楽しいなんて忘れてたなと思い、その日は終わった。そんなことが短い間に2回あった。

糸が切れるってこのことで、

ぜーんぶやめた。ダメをやめてみた。

そしたら7年の悩みが1月で消えた。今でも添加物や砂糖、農薬知っていることを消せはしないし、ないほうがいい。
けど、身体の栄養と同じくらい、もしかしたらそれ以上に心の栄養が大切だと思っている。
それは笑うこと。